大好きな貴方は

□自己紹介とこれから
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「嫌いなものは?」
「ない」
「わぁ、作りがいがある!好きなものは?」
「ない」
「………よし!食べたことないものは?」
「さぁな」
「………だぁぁぁぁ!!話続かない!……ハァ、とりあえず鍋どうぞ」

レンは食卓に鍋をおいて蓋を開ける。

「なんだこれ?」
「は?鍋でしょ。普通のほらっ」

レンは取り皿にとると前に置いた。

「あっ、名前そういえば聞いてなかった」
「スモーカーだ」
「私結城レン。
で、異世界からってどう言うこと?」
「あぁ、お前のそこにかけてある地図」
「あぁ世界地図?」
「俺がいたところと全く違う。文字も読めねぇし」
「ふーん………え?文字読めないの?」
「あぁ、そこにあるやつは読めるがな」

スモーカーが指差すものは英国新聞。

「なるほど、英語が主流なんだね」
「英語?」
「こっちの世界ではあれを日本語。これは英語って言うの」
「ややこしいな」
「ややこしいと思わなければ問題ないよ」
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