声なきピクシー
□頑張る幼子
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シャンクスとの別れから数日たったある日の夜、マルコに本を読んでもらおうと来ていた。
たまたまマルコのあとをてけてけとついて歩いていれば、書物庫に絵本を発見したのだ。
「おっ、来たかよい」
マルコは筆を止めて緋草を抱き上げるとベットへ座った。
《おしごとはいいの?》
「問題ねぇよい。さっ、読もうかねぃ」
こくこくと頷き持っていた本を広げた。
「んじゃァ読む良い」
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