統一ZERO海賊団

□結果発表
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利夏「出来たよ〜!特製グラタン!」

どんっ!とさゆなが砂浜に置いた。
ありえないぐらいでかい耐熱皿があったので使おう!
ってことで作ったもの。


さゆな「あれ?マルコは?」

雷菜「そこにいるじゃない」


雷菜の視線の先にいたのは金髪のちょっと奇抜な髪型の男。


さゆな「……人……」

マルコ「なんか不満そうだねぃ」

梨絵「この世界にある悪魔の実というものを食べてしまい、不死鳥さんになれるそうですよ」

亜奈「抱きついたもんね」

さゆな「なんで早く言わねぇんだよ!!
恥ずかしいだろ!?」

マルコ「言おうとしたら抱きついてきたんだよい」

さゆな「うっ……」

雷菜「へぇ?恥ずかしかったの」

利夏「大丈夫!可愛いから!!」

亜奈「そう言えば利益どうだった?」

弓榎「160億ぐらい稼いだ」

エース「はぁ!?」

サッチ「スゲーわ、さゆなちゃん
俺っち、初めて1目賭けがあんなに当たるとこ見た」

マルコ「あの言った数字全部当たったってことかよい……」

梨絵「4回で止めましたよ?」

弓榎「ドキドキ感が足らなかった」

雷菜「目立たないようにしたのに分けた意味が無いわね」

利夏「一人だいたい18億の取り分だね」

マルコ「なんで俺らも入ってるんだよい?」

さゆな「当たり前だろ、お前ら手伝ってんだからな」

梨絵「聞き込みの方はどうですか?」

亜奈「そう!!それなんだけど!!」

利夏「この島の海兵さんでしょ?裏で引いてたの」

雷菜「まさか利夏が脅したんじゃ」

さゆな「あぁ、俺化物扱いされたし
利夏がした」

サッチ「あの子虫も殺せそうになかったけど、どうだったんだ?」

マルコ「あれはイゾウの言葉を借りるなら閻魔ってやつだよい」

エース「えぇ!?閻魔ってあの壁紙のおっかないヤツじゃねぇかよ!」

利夏「ひどーい!
僕そんなに怖くないよ?
戦ってる時のさゆなの悪笑はまさに鬼神だもん」

さゆな「笑顔でさらっと人を盾に出すんじゃねぇ」

利夏「何でも白ひげさんのことが気に入らないらしいよ
海兵さん達は」

梨絵「あの方のことは分かりましたか?」

雷菜「彼女は結婚する予定だったらしいの
でも」

さゆな「金がなくその大会に出て優勝はしたものの、強奪を受け男の方が守り

結果的に死んだってとこか?」

亜奈「なんで亡くなってることまで?」


さゆなはタバコに火をつけ煙を吐く。


サッチ「あれ?タバコ吸うの?」

亜奈「さゆな、戦闘の時は必ず吸うよ」

利夏「しかも必ず僕らに煙が来ないようにする紳士さん」

さゆな「亜奈、お前雷菜と一緒に行ったんだろ?
超一流と言われている医者の娘
意識不明ならカルテやらなんやら見て原因を突き止めるまで確実にこの島動かねぇお人好しと一緒に」

雷菜「失礼ね」

弓榎「バカなのか頭が回るのかハッキリして欲しいよね」

エース「一流!?」

マルコ「お前医者なのかよい!?」

雷菜「いや、一応船長」

サッチ「え?」


男3人きょとんとする。
6人は顔を見合わせる。


雷菜「そういや言ってなかったっけ?
船長やってんの、6人のね」

梨絵「副船長です」

亜奈「剣術戦闘員」

弓榎「航海士」

利夏「僕はコック」

さゆな「戦闘員」

サッチ「てっきり定期便で来たのかと思ってた……」

亜奈「あはは!ビックリした?」

エース「ただもんじゃねぇことは理解した」

マルコ「船あるなら大会に出る意味あるのかよい?」

梨絵「あんな汚い場所でなんて住めません」

雷菜「なんでもっと綺麗な船を選ばなかったのか」

弓榎「寝れない」

利夏「お皿は綺麗!」

亜奈「風呂とかトイレとか見たくない」

さゆな「て、文句うるせぇから」


そう言って指さす先に海賊旗を掲げた船があった。
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