統一ZERO海賊団

□いい人達
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亜奈/弓榎「いい人〜」

サッチ「まぁ、全部噂だけどね」

雷菜「あら、不満そうね
さゆな」

さゆな「別に」

エース「なんだよ、言ってみろって」

さゆな「……なら言わせてもらうが、そんだけ慕ってるくせになんで正体を隠すんだよ」

エース/サッチ「え?」

亜奈/弓榎「えぇ!?」

さゆな「どんな嘘つきでも体は拒否反応を起こす
お前ら、白ひげの話する時はその反射がなかった」


さゆなは立ち上がり梨絵と弓榎の側に庇うように立つ。


さゆな「最後の噂≠ニ言ったその瞬間
一瞬右肩が僅かに震えエースだっけ?お前は目を一瞬そらした、瞬きの瞬間に

それはお前らが観光だ≠ニ言った時と同じ反射だ」

雷菜「なるほど、観光でここに来たのは嘘で白ひげさんのクルーってところ?」

亜奈「えぇ!?」

利夏「そうなのぉ!?」


苦笑いをしながらサッチは上を見た。


サッチ「バレちゃったよー、どうする?マルコ」

マルコ「ここまで特定されたらしょうがないよい」

エース「だよなー」

雷菜「喋った……鳥が」

さゆな「きっ……」

マルコ「気持ちわっ!?」


さゆなは思いっきりマルコ(鳥)に抱きついた。


さゆな「きゃーーー!見て!!しゃべる鳥で不死鳥で羽燃えてる!!」

利夏「かっカメラはどこ〜!?」

亜奈「きゃーって言ったよ!?きゃーって!」

雷菜「……なぜ喋っちゃうかな……」


頭に手を置いてため息をつく雷菜。
その隣に気迫に負けたエースとサッチが避難してきた。


サッチ「雷菜ちゃん」

雷菜「ん?」

サッチ「あれどういう事?」

エース「あいついい匂いした……男なのに」

雷菜「さゆなは感覚がずれてて怪しいもの大好きなのよ
人間に心を開かない分、動物への対応は半端ない

あと女の子よ?生物学上、アレ」

エース「確かに警戒心半端なかった」

サッチ「そっか、女の子……」

エース/サッチ「女ぁぁぁ!?」

亜奈「あるじゃん、乳」

梨絵「亜奈より遥かにありますね」

亜奈「でた!!毒舌姫!!」

サッチ「マルコ!!
ズリーぞこらぁ!!!!」

エース「女……」


収集が付かなくなってきた時、全員の体がふわっと持ち上がった。


弓榎「うるさいんだけど」


鬼の形相で起き上がった弓榎は一気に黙らせた
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