統一ZERO海賊団

□探していたもの
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「そのピアスどこで手に入れたんだ?」

雷菜「どこって、どこ?」

さゆな「俺のお気に入りのピアスが…………」

弓榎「よしよし」

亜奈「鍋パした時なかったからそれ以降だよね」

利夏「梨絵、あの箱の中身ってこれってことない?」

梨絵「えぇ、これでした」

雷菜「………梨絵どこで手に入れたの?これ」


呆れる雷菜に梨絵はきょとんとする。


梨絵「鳥さんがくれましたよ?」

「は?」

雷菜「怪しいものかどうかまずx線にかけなさいよ……」

さゆな「こんなもの取ってやる!!」


さゆなはピアスを取ろうとした瞬間、
あつっぅぅぅ!!!
っと言いながら手を離す。


梨絵「それは《nature mark》と呼ばれるもので無理に外そうとすれば各自然の力で拒絶されるそうですよ」

さゆな「早く言え!!」

梨絵「だって今教えていただいたばかりですもの」

さゆな「ついでに俺のお気に入りのピアスどこやったか聞け」

「お頭…………俺ら無視されてんぞ」

「ってかその前にその女の子、鳥からもらったとか言ってなかったか?」

「ぶっ…………だぁははは!おもしれぇ!!」

利夏「その人……頭大丈夫?」

亜奈「もう手遅れなんじゃない?」

梨絵「左胸のポケットに付けたそうです」

さゆな「左胸!」

雷菜「そっち右」

さゆな「こっちか…………あったぁぁぁぁ!!」

弓榎「それ就任祝いにみんなであげたやつ」

さゆな「うっせ、見んな
ん?」

雷菜「どうしたの?」

さゆな「嵐が来るな」

弓榎「雨に濡れるのはヤダ」


いきなり帆が降りてくる。


「何だ!?」


雷菜は男達の前に行く。


雷菜「ごめんなさい、また今度会えたら会いましょう?」


そう言って雷菜は手を叩いた瞬間目の前から4人が消えた。


雷菜「船出すわよ」

利夏「僕料理してくる〜」

亜奈「取り舵何度〜?」

雷菜「20!」

さゆな「前方何もなーし!」


その暫くしてその場所にサイクロンが来ていてそれを海軍が見ていた事をまだ知らない6人は優雅に航海を始めるのであった。
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