坂道を歩く

□初詣と新年会とお泊まり
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高本「名前〜おみくじ引こうよ!」


「まって彩花!歩くの早いよ笑」












新年早々、彩花がモデルの雑誌撮影があるから付き添いで行って欲しいとか急におじ…今野さんから言われて撮影するハウススタジオに行った

彩花は、電話予約とか1人で出来なくて美玲とかに頼んだりする意外と甘える性格なのに、雑誌撮影場所ではスタッフさんへの挨拶もしっかりしていていつもの彩花の何倍もしっかりしていてビックリしたのがさっきの出来事

現場のどの人より、彩花が可愛おなぁとか思っててぼーっと彩花を見てたら、彩花と目が合って私に手を振っているから私も振り返す











撮影が終わったら、彩花が"まだ初詣まだなんだよね〜"って連れてけオーラを出してきたから車を出して近くの神社に参拝しに行くことになって今に至る










高本「名前はどれ引くの?恋みくじ?笑」



「なんでよ笑普通の引くよ」



高本「じゃあ私もそれにする!」



「うわっ中吉」



高本「開けるの早いって!やった!大吉〜」



「いいなぁ、変えてよ」



高本「自分で引かなきゃ意味ないよ笑」



「彩花、恋愛運めっちゃいいじゃん」



高本「あ、ほんとだ!"運命の相手が近くにいるかも"だってさ!」



「近く…私だ笑」



高本「名前は嫌だ笑」



「なんでよ笑」



高本「名前好きになったらライバル多そうで怖い笑」



「そんなことないよ笑」



高本「名前の恋愛運は"甘い誘惑に注意"だってさ」



「なら、大丈夫だね!誰も誘惑してこないし」



高本「こさかなが好きって言ったら?」



「誘惑に負ける」



高本「ダメじゃん笑」



「てか、彩花アイドルなのに恋愛運とか見ちゃダメじゃん笑仕事運見なきゃ」



高本「確かに笑…なんかめっちゃいいこと書いてある」



「"全てが上手くいく"…流石彩花だわ笑」



高本「ねぇ、絵馬書かない?」



「書く!」











彩花に誘われて、絵馬を2個購入して書くことにした、彩花はモデルのこととかなんか色々書いてたな、書きすぎな程に笑







高本「何書いたの?」



「日向坂のことだよ」



高本「"今年も世界にハッピーを届けますように"…素敵!これ写真撮っていい?」



「いいよ〜」



高本「送っとくね」



「どこに?」



高本「グループ…あ、」



「どうしたの?」



高本「見てこれ笑」








【日向坂46】



高本 "名前の絵馬〜"

写真

加藤"2人で行ってんの!?"


美穂"ずるいです!"


久美"名前優しい〜"


小坂"彩姉さん羨ましいです"


富田"初詣デート!"


金村"私も行きたかったなぁ"













高本「通知止まらないから携帯閉じるね笑」



「久美しか絵馬のこと触れてこないじゃん笑」



高本「ほんとメンバーに人気だね笑」



「嬉しい限りです笑」



高本「お腹空いたから屋台行かない?」



「行く!」



高本「名前の奢りね」



「いいよ、彩花今日撮影頑張ってたから」



高本「ほんと?名前大好き!」



「彩花って単純だよね笑」



高本「何か言った?」



「ナンデモナイヨ」



高本「カタコトなんないで笑」



「ナッテナイヨ」



高本「いいから行くよ〜」










なんて私の腕に抱きついて私を歩かせる彩花
彩花は甘え上手というか人との距離の詰め方が上手なんだよね





ポテトフライとか、なんとか買ってあげたら笑顔で感謝してきて、ついニコニコしてしまう
ニコニコしてたら"可愛い!"なんて携帯のカメラを向けられたから、ぶりっ子をしてやった
"可愛いの撮れたから、これは絶対他のメンバーに見せない"とか言ってるけど、彩花のことだから数日後に見せてるんだろうな笑




助手席は危ないから乗せないって言ったのにどうしてもってお願いされたから、隣に乗せる
彩花の家まではそう遠くないから大丈夫だろう






高本「明日からみんなに会えるから楽しみ!」



「そっか、新年開けて初めてだもんね」



高本「名前は年明けてから誰かメンバーにあった?」



「彩花が初めてだよ」



高本「寮のメンバーは?」



「寮の子達みんな、実家に帰ってくるから、今日寮に帰るって言ってる」



高本「じゃあ年明けは寂しかった?」



「めっちゃ寂しかった笑いつもうるさいぐらいなんだけど、それがないと寂しいもんだね」



高本「推しメンにも会えないもんね」



「んー、菜緒は推しメンじゃないから笑」



高本「じゃあ、私のことを推してよ?」



「だーめ笑」



高本「なんでよ笑」



「彩花推したら、ブランド品ねだられそう笑」



高本「ひどい笑」



「うそうそ笑 私は、日向坂箱推しだよ〜」



高本「じゃあ、こさかなの寝顔写真あげない」



「え、え、それは見たい」



高本「寮だから見れるじゃん」



「あの子起きるの早いんだよ笑」



高本「私にも贔屓してくれるなら、見せてあげる」



「する!絶対する!」



高本「ふふっ必死笑いいよ、送るね写真って…連絡先知らないんだけど」



「あー、誰にも教えてなかった笑」



高本「じゃあ、私が名前最初に登録するね」



「はい、携帯」



高本「え、家族意外登録してないの?」



「仕事用の方は、沢山連絡先入ってるよ〜こっちは、大事な人だけ笑」



高本「いいの、登録して?」



「彩花は大事な人だからいいよ?」



高本「///(反則だよ)」



「顔赤いけど、大丈夫?風邪?」



高本「なんでもないよ笑はい、登録した!こさかなの写真もあげる」



「やった〜!」



高本「ん、てかホーム画かわださんじゃん!」



「うっ」



高本「かわださんも推してるのー?」



「違うよ笑陽菜に私にしてって言われたの笑」



高本「あ〜かわださんのほうが名前にラブってことね」



「あの子は本当に恐ろしい子だよ笑」



高本「でも可愛いでしょ?」



「うん、それは思う笑」










その後は、色んな話をして彩花を彩花の家の前で車から降ろす

また明日って言うと"初詣デート楽しかったよ?"って笑顔で言ってきて、アイドルの笑顔の破壊力と言ったら怖いものだ
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