流れる銀のストーリー (MAIN) VOL1


□ムザンにも、美しく変わり果てた君に
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突然のメール

送り主は、秀史郎からだった
何度も、公彦から、コンタクトをとっても、
まったく何の返事もなかったのに・・何故か

最近、秀史郎の、母親から、いきなり、公彦に電話があった。
(今、彼の両親は、仕事の都合で、海外にいるのだが・・)

秀史郎が、何となく、おかしいらしい、
生活が乱れて、大学の勉強がおろそかになっていて、親の自分達を避けているような気がして
心配だと、

彼の家族には、何かと、よくしてもらっていた
彼の両親は、気持ちの優しい人だ(少々単純だが)自分の家族にはない、ノーマルな普通の愛情と常識
もっとも、秀史郎のあの秘密は、知らないらしい
いや、もう、とうに、薄薄気付いて、いるだろうが、
思いやりと優しさの、、詰まった二人だから、
秀史郎のすべてをを、優しく受け止めてくれるに違いないと、公彦は思っている

たぶん、秀史郎の、自主性を尊重してるのであろう感じだ、それとなく、僕に、彼の恋愛について、質問してきたりしたので・・・・
そして、今、 



[来て〇〇公園の]、


内容はたったのそれだけだった

先ず、〇〇公園が分からない
何となく、どこにでもありそうな平凡な名前
、、
検索してみると何件かヒットするものの
都外のものも数件あった
まさか、それはないような気がしたので、
候補から、セレクトする
あくまで僕のカンだけど近場に違いないと
目星を付ける
適当に、都内のある公園に公彦は、急ぐ事にした
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