砂粒みたいなストーリー (PETITS FOURS)

□プレ・・ハロウィの続きの続き・・?(R18)
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「これを、さあ・・身に着けて、
僕に見せてくれるかな・・・・
カワイイなぁ・・僕のシュウ?」

ブラックのガーターストッキングを
パープル色の乗馬鞭で、差し渡しながら、
公彦の笑顔が接近してくる
ふわっと、彼の、いつもの香りが漂う
そう、彼はグリーン系のクールな香
このフレグランスは、公彦らしくて、
僕のお気に入りで・・

その香を纏い、僕の耳元で優しく囁く
公彦の声は、僕の心に心地いい
ううん・・大概の人はこの声に、
誠実さや、優しさを感じるはず・・

但し、とんでもない凶器だ。
本当は、一遍の、良心もない、
サディストな性格の持ち主なのに
なんてずるい奴なのだろう・・

次に公彦は、パフにたっぷりの、
シッカロールを、付けると

「ああっん・・」

ふわふわの、パフは、信じられないくらい、
気持ちいい!
つい、公彦の毒牙に、
自分から、堕ちてゆきそうになってくる
しかし、ここは、グッと 
堪えなきゃと思うが、
公彦に、すべて、委ねたくなる
いつもの・・ダメな展開
でも、今夜は無理なんだよね
お腹空いているし酷く眠い、何より、
明日、午前中に、落とせない講義が入ってるし

「ねえ、(思いっきり甘い声色で、お願いする)
ハロウィーンの夜にしない?
スペシャルな夜に・・・公彦のお望みのまま(怖いけど)にするから・・
約束するから・・さぁ」

公彦の瞳を覗き込み、唇に、チュッて、
キュートなキスする。
公彦が、にっこり微笑み、僕にキスを
、リターンしてくれる・
良かった、一応、了解してくれたと思ったのに

「わがままだナァ・・シュウは、
まあぁ・・僕が決めたから
愚図愚図せずに、するんだよ!」、

ビシッ!

「あっ・・ぅうう」

乗馬鞭が、左足の裏太ももにうち降ろされる・・痛いよ・・最低な奴・・

「痛い!辞めろよ!今夜は嫌なんだって!
いきなりだし・・
明日、おっかない教授の
苦手な講義あるし・・
公彦は、いつも、強引すぎるよ!

でもね、ハロウィンの夜なら
僕は喜んで公彦の欲望に、OKしてあげる。
予定、開けてあるし(一応、覚悟決めてたし)
ずーと、公彦と・・何でもお望みな、メニュー受け入れるから」
「ダメだよシュウ、おあいにく様
、実はハロウィンの当日は
先約がもう、入ってるんだ、
貴彦のプライベート・ハロウィンパーティに
誘われてるから・・シュウとは、遊べないよ」

シレッと彼は答えた

どーゆうことなんだよ!それ!
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