氷砂糖みたいなストーリー (GRANITE)

□秘密の交換は、雨降るオープンカフェで 続き
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   {オトナ猫には、なりたくないかも}

ああ、興味深いし、面白過ぎる
親友といえども、人間て、意外な面があるもんだ
まあ、まさか、秀史郎が、外人好きだったとはね、しかも、筋肉マッチョ系!

カウンターで、もう一度、今度はアイスのブレンドコーヒーを、2杯注文する、
何となく、女性の店員(若い方)は、物珍し気な眼差し

そうだよね、いくら屋根あるといえど、雨ざらしのオープンカフェで、男子高校生がふたり、うだうだ、お喋りしてるんだから、
ちょっぴり可笑しいかもな

しかも、コーヒーこぼしてるし、

それでも、店員の、おばさん(失礼は、承知)は、親切に、にっこり微笑んで、テラスの床を拭いて貰った、

コーヒーができあがるまで、待ちながら、ちょっと、秀史郎に嫉妬じみた、感情も湧く

僕って、秀史郎にとっては、男としてのセックスアピールゼロって感じらしい

なんか悔しいと思うのは、おかしい感情のか

気持ち悪いとか言われたし(ひどいよな、冷静考えたら)
多分、秀史郎より、小柄だからだろうが
背丈も10p程、低いし、結構身体は、そんなに悪くないと思うが、
どうなんだろ・・・
それに、なんだこの、寂しい敗北感は・・・?
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