流れる銀のストーリー(MAIN)VOL2
□蜜月
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早朝、男性特有の、肉体に記される
ナチュラルな性欲行為、
薄めの羽根布団に、
もぞもぞと、潜り込みながら、
僕のあそこを、銜え込む
愛おしい恋人・・シュウ
だが、忌まわし狂おいしくも、悩ましい・・、
根源でもある・・
この、一か月程の間、関係を、
昼夜たがわぬ、持った
たった、これだけの、短い期間に、
彼の、様々な面が
閉鎖された万華鏡のように、
くるくると、歪に回転し
浮かびあがって来る
秀史郎は、いつも、この様に
思っていたらしいが
「自分は、男運が、悪いから」
のではなく
甘い関係を持った男を、
彼が、とことん、ダメにして往くのだ
最底辺の、煉獄に、僕は、堕ちていく・・