ストーリーを

□彼方が如く
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ー神崎家宅



彼「おは…」


彼方が見た光景とは…



彼「!!?」


真「おっ!儂のお姫様のお目覚めやっ!」

桐「よう彼方」

冴「おはようさん彼方」

秋「いや〜寝起きの彼方ちゃんも良いねー」

谷「おはよう彼方」

彼方「えええええっ!!?なんで君達が家に居るノーッ!!?えっ、パパとママは…?」


どっ…


どうして極道王子達がこんな朝っぱらに家に居るんだ?!


ありえんっ!


真「さっき結婚記念とかゆーてたな」


そう言えば


今日は確かにパパママの記念日でしたが…



彼「いや、そういう問題じゃ無いんだよ。何故君達が家にいるかが…」


「彼方さん」


彼「藤岡君…いったいこれは…」


藤「はい、浪我さんが皆様をお招きしたようで」


彼「マジか…」


遥「彼方さん!」


彼「おっ、遥ちゃんもいらっしゃい」


遥「えへへ、遥さんの事聞かせてね」


ん?遥?鎧導遥の事?…だよね?


彼「勿論だよ、後でね」


遥「やった!」


彼「(…天使には勝て無いな…)
…という事はこの人数でお泊まりと…」


藤「その通りです」


リビングはヤクザとカタギと刑事で賑やかだったのだ。


彼「藤岡君、他に聞いた事は?」


藤「後は皆様が宿泊するのは一週間ということで、その一週間後にはおふたりが戻られるとの」


彼「ありがとう、君仕事は?」


藤「この後俺は東城会で書類を提出と事務所の管理がありますのでこれで失礼します」

彼「お疲れ」

藤「お疲れ様です」

藤岡は家から出て行き東城会へ向かった。

彼「あーあ…本部で峯君とまたドンパチしなきゃ良いんだけど…」

冴「ほんまにやで、あいつら仲悪過ぎや」

谷「朝飯どーします?」

桐「そうだな…」

遥「おじさん!皆で料理したい!」

秋「おっ、いいねぇ」

彼「じゃあ遥ちゃんのリクエストに応えて分担して作りますか」


と言うわけで



料理チーム


彼方
桐生
真島
秋山

買い出しチーム



冴島
秋山
谷村


…のものの、



彼「んー、もう1人呼びたいねー」

桐「誰かい無いのか…」

秋「うーん…」




彼「あっ、あの人なら」



ー数分後…



「ほんでわし呼んだんかいな」


秋「おっ!郷田さんだ!」


彼「身近な人で良かったよー全く」


彼「じゃ、龍司も買い出しいってもらおーか。3食分とか流石にデカ物2人は要るし?」


冴「誰がデカ物じゃ」


彼「さあ、早くしよー。ご飯の用意したいし」


谷「今日の献立は何にすんだ?」


彼「今日の朝はとにかく家にある物でするとしてー、昼は庭でBBQする?」


桐「それもいいな」

谷「俺賛成」

全「賛成!」


彼「はい決定ね、夜はたこ焼きでもしますか、龍司もせっかく来たんだしねー」

真「たこ焼きとか久々やで!」

冴「ほんまやな」

龍「ええやないか」

彼「じゃあ決定ね、じゃあ皆作業開始!」


遥「行ってきまーす!」


彼「買い出しチーム行ってらっしゃい!遥ちゃんチンピラに絡まれたらおじさん達に守ってもらってねー」


遥「はーい!」


買い出しチームは出かけ、残りは料理チームだけに。


桐「朝は何を作るんだ?」


彼「とにかく食パン一杯あるしそれ使ったりして卵も、」

真「えーなー!ほなぱっぱとやるでっ!」

秋「衛生管理も必要だし先ずは手を洗った方が」

彼「特に3人」

桐・真・秋「!」

彼「君ら拳仕事してるんだからね、仕方ないよ」
 

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