ストーリーを
□彼方が如く
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この日は昨日何故か明日の戦いの事を話すと急に出かけようというパパママ。変だなと思ったけど久しぶりに家族で出掛けることが嬉しいと思った。
そんな私は出掛ける用意で洋服を決めたり、いつも付けてる親友に貰った蝶のピン留めを付けていたりした。
彼「♪〜雄弁な君を見てると〜♪分かってーはいても〜♪」
彼方は好きな曲を歌いながら用意をしていた。
ガチャンっ
浪「よう、用意出来たのか?」
彼「もう終わるよ、だから車の用意して来たら?」
浪「分かった、下で待ってるぜ」
彼「うん」
浪我は部屋から出た。
彼方も急いで支度を終え、家から出ると家前にはシルバーのスーパーカーが止まっていた。おそらく父浪我の愛車だろう。
彼「お待たせ」
彼方が車へ乗ると、運転席には浪我が乗っており、助手席には愛美がいた。
浪「行くか、イオンだよな」
彼「うん」
浪我はエンジンを掛け、車を発車させる。
愛「家族でお出かけなんて久しぶりね」
浪「だな!3ヶ月振りか?」
彼「東城会もそれだけ忙しいんでしょ?」
浪「そうだな、まっ、お前達と出かけられるなら疲れも辛さも吹っ飛ぶな」
愛「良かったわね、彼方」
彼「うん!」