ストーリーを

□彼方が如く
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〜出会い〜





窓から
差す太陽の光。
それで眼を覚ます彼方。

彼「んっ…」

彼方が起き上がると、

ベッドが

ギシッと

音を立てる。

彼「6時半過ぎ…か」
彼方はスライドケータイを
手に掛け時間を確認すると何時もより
1時間早かった。

彼方は制服に着替えリビングへ降りる


すると、朝食の準備をしている母と
ソファーに座り新聞を読んでいる父が
いた。

彼「おは」

愛「あら!今日は早いわね!珍しい!」

彼「お腹空いて目が覚めたからかな?
ていうか馬鹿にしてるでしょ」

愛「してないわよ、ビックリしただけ
。ご飯はもうちょっとで出来るから」

彼「わかった」

彼方はソファーへ移動し

彼「パパ、おは」

狼「おう、珍しいじゃねえか」

彼「まあね、今日も893の仕事?」

狼「ああ、今日は書類の片付けだ。
てかなんで数字なんだよ。普通にヤクザか極道って言えよ」

彼「いいの。別に」

狼「何だよ…
まあ構わねえけど」

私のパパこと、神崎狼我。
神崎組の組長さん。
いい歳して精神年齢が子供。
本当に組長なのかと思う位。
ちなみにママに惚れた理由

ピュアで可愛くて極道の天使だから。

…やはり子供みたいな考え方。

狼「お前今日も学校から脱出すんのか?はっはっは〜‼」
と朝から豪快に笑う。
すると
愛「あなた!笑い事じゃ無いわよ?
彼方には程々にしてって言ってるのに…」
と激怒ぷんぷん丸状態で私のママこと
神崎愛美。
パパの熱いプロポーズで結婚したらしいけど。
美人で優しくてスタイル抜群で料理上手のママ。
ちなみにパパに惚れた理由
1匹狼でカッコよくてママを全力で守ってくれるから。

はいはい。お熱いですよこれは。

狼「まあまあ、出席するだけでも別に支障なんかでねぇって!なっ?
彼方は彼方でやり方があんだよ」

愛「本当に彼方はあなたそっくりね…
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