現在(2014年現在)も「週刊少年チャンピオン」で連載中の「弱虫ペダル」。

内容は「熱血!サイクリング!青春!」の自転車競技漫画ではあるが、他のスポ根漫画とは「始まり」が違う。

主人公である「小野田 坂道(さかみち)」は、小柄な体、大きい丸メガネ・・・とても「スポーツマン」と言えるキャラクターではない、彼は典型的な「オタク」なのである。(「オタク」この文字を見て、共感を得た方・逆に引いてしまった方。沢山いるかもしれないが、続けてこの記事を読んでもらいたい。)

そんな主人公「坂道」は、中学を卒業、入学した高校は千葉県にある「総北高校」。

総北高校に入学した「坂道」には2つある目的があった。

1つは中学時代に成す事が出来なかったオタク同志の仲間を集め、共にアキバ(秋葉原)で遊ぶこと。2つ目は、総北高校から「ママチャリ」で東京の秋葉原に向うこと。電車賃代分を秋葉原のガチャガチャに使いたいからだ。

しかし、総北高校(千葉県)から秋葉原(東京都)まで「45km近く」あるのだ。

その上、総北高校は急な坂の上に建つ高校。

当然、常識的に考えれば小柄な「坂道」に、しかも普通の「ママチャリ」に乗って、通行するのは不可能なのだが・・・。

自転車を全速力で走る漫画の描写はかなり細かく、緊張感・レーサーたちの疲れが伝わってくる。

この漫画を読んで「サイクリング用自転車」を買いたくなる読者も多いのでは?


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