「神さまの言うとおり」の主人公「高畑 瞬」の「地獄の試練」は終わらない・・・
「瞬」の通う、高校教室「2年B組」から脱出することができた「瞬」は、廊下で出会った同学年の少女「秋元 いちか」と出会う。
教室での「達磨」によって多くのクラスメートたちを失ない、唯一、生き残ったのは自分だけではなかったことに、少しだけ安心を取り戻した「瞬」と「いちか」。
新たな「試練」を乗り越えるため、2人は、「体育館」へ・・・。
「きっ・・・君たちっ!!早く!この服を着るんだ!!」
体育館に到着すると、「ネズミのコスプレ」をした3年生先輩ら、1年生後輩ら、少数人群がっていた。彼らも唯一の「生き残り」である。
突然の事に、対応ができない「瞬」たち。そして、遂に始まる「第2の試練」それは・・・
「ネコ!?」
瞬と仲間たちの新たな「試練」は、体育館天井近くまでの大きさだろうか?
強大な「招き猫」が目の前に現れるのであった・・・。
「謎が、謎を呼び」、「死が、死を呼ぶ」全く落ち着きがなく、読者を常に飽きさせない。
そして、「えっ!?このキャラクター死んでしまうの!?」と驚きを隠せない、非常に練られた「ネーム(漫画業界で使われる業界用語、簡単に言うと「脚本」)」。
シリアスな漫画の展開に重要な美麗「イラスト」。
どれを言っても過言ではない。
単行本全「5巻」。
単行本は短いが、5巻だけでも十分読み応えあるのは「間違いなし」だ。
ちなみに、「えー、5巻だけなの?」と「読み足りない読者の方々」、ご安心を。
現在(2014年12月現在)、「週刊少年マガジン」で「神さまの言うとおり・弐」が大好評連載中だ。
単行本は「9巻」まで書店で販売中である。
是非、そちらも読んで頂きたい。