疲れた。とにかく疲れた。いきなりどうしたって感じかもしれないけどまじで疲れが蓄積している。最近になってやっと歳を感じるようになってしまった。癒しが欲しい。



「！」



そう思いながら歩いていると、目の前には浦野さんが。



「浦野さん浦野さん」


「ん？ああ、守里？どうしたの」


「疲れたので癒して欲しいです」


「……ん？」


「疲れたので癒して欲しいんです」


「……俺が疲れてるのかもしれない」


「浦野さんは正常なので大丈夫ですよ」


「……守里って普通の顔していきなり甘えてくるから心臓に悪いんだよな……(こういう時って宮西さんの所に行くんじゃないのか)」


「浦野さん優しいからなあ」


「………………何してほしいの」


「んー、頭撫でてほしいです。少しでいいので」


「……分かった。汗かいてるけどごめん(でも、こうたまーに見せるデレが可愛いんだよなぁ)」


「ふふ、ありがとうございます。元気になりました」


「それはよかった」





せかいいち可愛い奴隷になります

20190324