プライド

□捜索願:王子さま
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「うおっ、!?」


Bs34「守里さんやっと捕まえた!!!」


Bs3「ナイス正尚〜!!」


「正尚と安達さん……呼んでくれたら行ったのに……」


Bs3「呼ぼうと思ったんだけどさあ、守里いっつも誰かかれかに捕まってるんだもん〜、なかなか声掛けられないって」


「あー…それはすいません」


Bs3「人気者は違うね」


「人気……????」


Bs34「知ってます?守里さん、選手達の間でも人気だって」


Bs3「そうそう、その感じだと自覚はないっぽいけど」


Bs34「カッコイイし美人だし」


Bs3「ねー」


「……2人とも、そんな褒めても何も出えへんよ、」


Bs3「お、珍しく関西弁が出た」


Bs34「レアだ」


「あとさあ、正尚そろそろ肩組むのやめてくれん?」


Bs34「えー、男としては不甲斐ないって言ったらあれだけど守里さん身長同じくらいだから肩組みやすいのに。それにこうでもしてないとまた誰かに連れていかれそうだし」


「それはごめんって」


Bs3「謝る気なさすぎでしょ」



棒読みで言うと安達さんはげらげら笑い始めた。うーん、早く正尚避けてくれないと、後ろから近づいてくる誰かを避けれないんだよなー。



L3「おいこら吉田俺の守里から離れろや」


Bs34「うわ、浅村さん!!!」


「いやうちいつからあさむの物になったんよ」


L3「今」


「はい理不尽!」


L10「守里さ〜〜ん、俺もいま〜〜す!」


「友哉!助けて!安達さんも!」



助けを求めても安達さんはニヤニヤしながらスマホを構えてカメラをカシャカシャ連写する。絶対楽しんでる。1番タチ悪いじゃん!友哉も友哉でもたもたしつつも助けてくれそうだし……うん、こっちは可愛い。



F6「お前らウチの大切な中継ぎに何してくれとんねん」


「翔さん!!!」


F6「遠くで見とったけど流石にそろそろ助けなアカンと思って来た」


「流石翔さん愛してる……」


F6「愛してるの安売りはアカン」





捜索願:王子さま
((((結局翔さんに取られるのか……))))

オチなどない。
20181002


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