「まもさ〜〜〜ん……っ」


「……うぇ、乗っかるな乗っかるな」


「そうやって言いつつ受け止めてくれるまもさんまじで優しいすき……」


「あーはいはい分かった分かった、うちもうわっちのこと好きだよ〜〜〜」


「相変わらず冷たいなあまもさん…俺頑張ったのに……」


「今日のうわっち本当よかったね、惚れ惚れするくらい」



しれっと言うと今までべったりくっついていたうわっちはびっくりしたように私から身体を離した。どうした。別に変なこと言ってないような気がするんだけどなぁ。



「……本っっ当まもさんってずるいっすね」


「ほんと？ありがと」


「そうやってドヤ顔するところもずるい」


「んふふ、そういうところはまだまだうわっちはうちには勝てんね」


「本当ですね」


「今季初勝利、おめでとう」



うわっちは照れたように笑った。







マシュマロの夜に

20180423