プライド

□how to 博愛
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「おーい、守里〜〜〜」


「何でしょうかマックさん」


「今大丈夫か?」


「大丈夫ですよー。とりあえず軽く片付けたら行きますねー!」


「あ、全然ゆっくりでいいから。特別急ぐ内容でもないし」


「? はーい」



* * *



「マックさんお待たせしました」


「おー、お疲れ」


「マックさんもお疲れさまです」


「いやー、疲れるな」


「そうですねぇ(どうしたんだろう)」


「………………」


「………………」


「……守里、大丈夫か?」


「え?」


「コンディションとか、気持ち的にもそうだし」


「えー、何言ってるんですかマックさん。大丈夫に決まってるじゃないですか」


「昨日で交流戦終わったわけだし、あまり無理するなよ」


「珍しくマックさん押してきますね……誰かに色々と言われました?」


「あー、吉井さんにな」


「えっ、吉井さん?」


「守里がもしかしたら何かしら色々抱えてるんじゃないかってな。吉井さんの口から言ったらきっと守里は強がるから、って」


「……まあ、辛いって言っちゃえば辛いですけどねぇ。ただ投手陣で調子いいの私くらいなので。私に出来ることを出来る限りでやってるだけです、だから大丈夫です」


「……守里、(なでなでなで)」


「!」


「今のファイターズには守里の力も必要だからな、」


「……はい、っ」







how to 博愛

20170711


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