プライド
□きみの記憶のかけらになりたい
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「うわぁ!?」
「おかえりうわっち」
「な、何だまもさんかぁびっくりした……」
「そんなびっくりする要素どこにあった?」
「後ろから気配もなしに肩組んできたところっす」
「うわっち上がってきてからちゃんと話せてないなぁと思ってね」
「ああ、そうでしたね」
「んでさ、久しぶりに先発だからさ。あんまり緊張してたらあれやん?だから」
「ええ〜、言うほど緊張してないっすよ」
「ほんまか?」
「はい(多分……)」
「多分とか思ってへんよな?うわっちならやれるって私思ってるんけど」
「……これはもうまもさんのために頑張らなきゃいけないですね」
「いや、まずファンのために頑張れや〜」
「まもさんからの期待の圧力が怖い!!!」
きみの記憶のかけらになりたい
20170507