TF-夢-

□お酒とキスマーク
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「ただいまー」



この日私は友達と遊んで夜の10時に帰宅した。家の鍵をあけ疲れたという様子で玄関に入り靴をぬぐ。

「おかえりー千帆」

「ん?!」

両親は仕事でいないはずなのに急におかえりと返事をされてびっくりした。
するとリビングの扉から顔をひょっこり出したバンブルビーがそこにいた。

「ちょっとバンブルビー!なんでいるの!てかどうやって入ったの?」

「んーなんか急に千帆に会いたくなったから、、、あと玄関の鍵あいてたよ」

「え、、、(そういえば朝、待ち合わせの時間に遅れそうだったから鍵閉め忘れたかも)」

「無用心だなー」

千帆はふいに近づいてきたバンブルビーにぎゅっと抱きしめられる。可愛い顔をしてるのに案外強い力にびっくりした。

「ん、、、?バンブルビー?」

ぎゅっとされた後にかすかにアルコールの匂いがする。
それにバンブルビーの頬が少し赤い。
しかし本人は何もないかのようにいまだに千帆を抱きしめている。

「バンブルビーお酒飲んだの??」

「んーちょっとだけ、、、ほんとちょっとだけだよ。」

「でも顔赤いよ?大丈夫?」

「うんー、、、」

バンブルビーはを抱きしめたまま目をつむって眠りそうになっている。

「あ!ちょっと!も〜」

千帆はバンブルビーを近くにあったソファーにおろすと水を持ってこようと腰にあったバンブルビーの手をどかそうとした。
しかしバンブルビーは腰をさらにギュッとして離してくれない。

「どこいくの千帆」

「み、、水を」

「いらないよ、、それよりもっとこっちに来て、、、」

「え、、、?きゃっ!」

ぐいっと引き寄せられ肩に顔をうずめられる。
荒い息が聞こえてくる。

「千帆いい匂いがする、、、」

「ひゃっ、、!や、めて」

バンブルビーは首すじを舐める。するとピクっと体を反応させる
それが彼を刺激させた。
千帆のワンピースのボタンをはずして肩が見えるまでさげる。
そして首、耳と舐めていく。

「あっ、、んっ、」

「ん、、きもちいい千帆?」

「ふぁ、、だめ、、、」

「どこがだめ?いい顔してるよ」

舐められるたびにゾクゾクする。
さらにスカートの中にも手を入れられ太ももを触られる。

「あっ、、そこは、」

「チュッ、、ごめん千帆もう」

頬をほんのり赤くして声をだす千帆にもう抑えがきかなかった。
ドサっとソファーに押し倒して口にキスをする。

「ん、、バンブルビー、、、」

腰をさすりながら肩にキスをおとす。
うつぶせにされ背中にもキスする。
甘噛みをされると体がビクッとする。

「うぅ、、はぁ、、、」

もう体もいうことをきかなくなって千帆はバンブルビーにされるがままだった。
しかし次の瞬間バンブルビーは千帆を再び抱きしめ規則正しい寝息が聞えてくる。

「え、、、バンブルビー??」

「んー、、、スースー」

「ね、寝てる?」

「うぅ〜」

「も、もう!バンブルビーったら!
、、、風邪ひくよ」

千帆はバンブルビーに毛布をかけてそこで一緒に眠った。
ソファーだから少し狭い、、、


ー翌日ー

「昨日はバンブルビーに好き勝手されるししかも最後は寝られるしさんざんだった!」

千帆はぷりぷりと怒りがら学校へ出かけていった。
途中、オプティマスとアイアンハイドに会ったので挨拶をした。
ビークルモードの2人はおはようと挨拶をしてきた千帆に気づきライトを点滅させた。
千帆は手を振り駅まで歩いていった。

「、、、おいオプティマス」

「、、、なんだアイアンハイド」

「気づいたか?」

「、、、あぁ」

「昨日、バンブルビーが千帆の家に向かっているのを見かけたがまさか、、」

「いやあのバンブルビーが千帆を襲うなんてこと、、、」

「昨日の夜ちょっと酒を飲ませたんだがもしかしたら酔った勢いで」

「まさか、、、、、、」


ー学校にてー

「おはよー!」

「おはよー千帆!」

千帆の友達は笑顔で挨拶をした。
、、、が次の時を見てにんまりした。

「ちょっと!ニヤニヤ」

「え、、、?」

「あんた彼氏いたんだね〜なになに?昨日私たちと遊びにいった後、彼氏のとこに泊まったの??」

「え、?え??」

「え?ってあんた首、、、」

友達は鏡を渡す。
千帆は首の方に鏡を向けると首すじに赤い跡が2つほどついていた。

「え!!?何これぇぇ!」

千帆は恥ずかしさと昨夜の出来事を思い出し顔を真っ赤にした。

「あぅぅ、、、」



「バンブルビー」

「教えてもらおうか?」

一方バンブルビーはオプティマスとアイアンハイドに昨夜何をしたのか問い詰められていた。

「覚えてないじゃすまされないぞ〜〜」




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