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□ポッキーゲーム
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ポッキーゲームそれはまだキスもしていない俺達には難易度が高すぎる


「しゅ、修造、ほ、本当にするの?

………ポッキーゲーム」


「お、おおおお、おう」


どうしてこうなったのかと言うと


遡ること数十分前


友人と話していた時に、


潮田とその、ど、どこまでいったのかとか聞かれた


「虹村って、彼女とどこまでいったんだよ」


「あ?……どこまで…って?」


「ほら、キスとか!」


「キ、キキキキキキ、キス!?」


「………まさか…その反応は…キスもまだか」


「ま、まだ、だけど///」


「(『キス』って単語だけで顔真っ赤とかどんだけピュアっ子だよ

………ん?ちょっとまてよ?

コイツ…輝サンと付き合ってどのくらい経つっけ?)

…あのさ、虹村」


「あ?」


「お前、輝サンと付き合ってどのくらい経つ?」


「あー…そういや、2ヶ月くらい経つな」


「(2ヶ月ねぇ…え?2ヶ月?

…………2ヶ月!?←

ちょっ…え?…えぇ?←)マジですか…」

「あンだよ」


「あのな、虹村

そろそろ輝サン

多分…いや、絶対不安がってるぞ」


「なんでだよ」


「お前、輝サンとキスしたいか?」


「そ、そりゃあ、な」


「うん。よし。

お前が輝サンのことを大切にしたいことはよぉぉぉぉぉっく分かる!

でもな、輝サンは

虹村が一向にキスしてきてくんねぇから

自分に魅力が無いと思っちまってるかも知んない」


「!?何でだよ」


「だってよー

告ったのどっちよ」


「……潮田」


「そ。

ヘタレな虹村が告白したくても出来なくて

ウジウジしてる間に輝サンが告ってきてくれたっしょ?」


「ああ」


「(あれ?ヘタレは否定しねーのなw)つまり、

輝サンから告って、虹村は勿論OKした。

でも、虹村はOKしたはいいが自分に手を出して来ない(まあ、それは大切にしてっからだけど)

=自分に魅力がないから手を出して来ないと思っちゃう

ってコト」


「!……でも、どうすりゃいい?」


「ふっふっふー…

こんな事もあろうかと用意してあるのさ

ポッキーを!」


「……で?」


「何でわっかんねぇかなー

ポッキーゲームだよ!ポッキーゲーム!

(ヘタレな虹村が)ナチュラルにキス出来るのはこれぐらいしかねぇっしょ!」


「ナチュラルに……ナチュラルにキス…//////」


「妄想して赤くなってんじゃねーよ」


「妄想なんてしてねぇし、赤くもなってねぇ」


「はぁ…ま、取り敢えずだな、

『ポッキーゲームしよーぜ』って

『今日の晩飯なにー?』くらいのノリで言ってこい

そんでもってちゅーしてこい

じゃ、俺帰っから!バーイ☆」


「あっ…おい!

……って…もう見えねーし…」

















って、感じのことがあったんです。はい。←


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