◇小説◇

□ジェジュンセンイル小説〜ユンジェ〜
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誕生日。それは誰もが特別を求めてしまう日だとおもう。

それは俺も例外じゃなくて、ユノといた誕生日を思い出して今年も想い出のバーに飲みに来ていた。

隣にユノがいて、このバーで2人で愛を囁きながら祝ったあの懐かしい時間が今もまだ忘れられなくて毎年誕生日にこのバーにきては寂しさを掻き消すようにお酒を飲んでいた。

30歳という節目の歳を向かえるということもあり今年こそ想いを断ち切ろうといつもより早いペースでお酒を口に運ぶ。

ユノが好きだと言ってた夜景を見ながら最後にユノが作ってくれたカクテルを思い出す。

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