◇小説◇
□COLORS 〜ヒロミキ〜
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今日もペットボトルの蓋は開けっ放しだし、裸で筋トレしてるけど洋服は脱ぎっぱなし。
おっちょこちょいなのか忘れん坊なのかめんどくさがりなのか...はたまた何なのか...ユノヒョンはそういう人。
今日もまたユノヒョンの抜け殻を集めながら部屋の至る所に置きっ放しのペットボトルを回収して、朝起きたままのベッドを綺麗に片付けていつもの部屋へと戻していく。
これが毎日の日課。
確かにやることは増えて大変にはなったけども、ユノヒョンのことをやっていると幸せな気持ちになる。
ユノヒョンが好き。
ずーっとずっと秘めてきた俺の気持ち。
練習生時代は反発しあった。
その度に口論して、時に手が出ることもあった。同じグループで活動すると知った時不安だった。
でも深く知るうちにどんどん惹かれていった。
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