◇小説◇

□明日はくるから〜2U〜
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5人で輝きを放っていたあの頃は今では夢のような儚い思い出。



まるで舞っては溶けてしまう。そんな儚い雪のように脆くって。



俺の愛する恋人は5人の伝説を守り続ける道を選び、俺はジェジュンとジュンスと新しい羽を手に入れる道を選んだ。



「俺たちは大丈夫。ユチョン、俺はどこにいてもお前を...」



そう言いかけたあなたの口を俺はキスで塞いだ。



それを言わせてしまったら、あなたに呪文をかけてしまうような気がして。



あの時、そのセリフを最後まで言わせてはいけない。本能がそう言った。



簡単には連絡もとれなくて、会うことなんてもちろんできなくて。あの時あなたが言おうとした言葉を、なんて言おうとしたか想像しては自分を保つために自分の気持ちを奮い立たせてる。



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