マチトム小説

□同じだ
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放課後 砦

内人くんは、いつものようにソファーで本を読んでいる

「内人くん」

ビクッ...

「な、何??」

周りくどいことを言っても無駄だ
単刀直入にいこう

「学校で言ってた話のことなんだけどね。何故僕を避けるのかい??」

ビクビクッ...

「目も合わせてくれないじゃないか。
さすがに気になるんだが」

「そっ、それはっ...」
「それは??」

「...そっ、創也が!!創也が悪いんだ!!!」

......は??

「創也が!笑ったり、僕に近づいたりすると痛いんだ!!」

そう言って自分の胸のあたりを指す内人くん
何か悪いものでも食べたのだろうか?

「さ、最初は病気かと思ったけどいつも近くにお前がいるときにしか痛くならないんだ!だからお前が悪い!」

内人くん、いつも以上におかしいな
だけど大体状況が掴めてきた

信じがたいけどそれは...

「ねぇ、内人くん」
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