【夢小説】ゾロとの甘い船旅生活

□初対面
1ページ/1ページ

こんにちは、萌夏です。
今私は、何故なのかさっぱり分からないけれど麦わら帽子を被った男の子に担がれてますっ!!

「ねぇ、ちょっとおろしてよ!貴方誰なの?何処に連れていくの?」

彼は、にかっと眩しい笑顔を向けるだけで私の質問に答える気はないみたいだった。
そのまま腕の中で暴れていてもよかったのだけれど四日間何も食べていないと流石に体も動かなくなってきて、港に着く頃には大人しくしていた。
彼は、此方も麦わら帽子を被った骸骨の絵が描かれた旗のついた大きな船に私ごと飛び乗った。
見る限り海賊船。私海賊に売り飛ばされちゃうのかな、なんてぼんやりと考えていたら中からオレンジの髪の可愛い女の人と黒髪美人のお姉さんが出てきた。

「あらルフィ、おかえりなさい。...その娘は?」
「ルフィっ!!あんたが集合時間に間に合うなんて珍しいわね、何かあったの?...その娘は?」

ルフィと呼ばれたその少年はにしっと笑ってとんでもないことを言い出した。

「おぅ!こいつな、俺の仲間にすることにしたんだ!」

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ