krkで●●!!

□黒子de昔話! 【白雪姫2】
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今日もいつものやり取りがお妃の部屋で行われています。

「テツヤ、このあたり一帯で一番きれいなのは誰だい」
『赤司君です』

やれやれ、といった口調で鏡の精である黒子が答えているようです。
正直、国政で王様は忙しくしているようですがお妃様という存在は他国からの来賓がないときは暇なようです。
一日に何度も同じことを聞かれて同じ返事をする黒子も大変です。

ですが、相手が求める以外の答えを口にしてお妃様である赤司の機嫌を損ねてしまい、どこともなく取り出す鋏(鋼にダイヤモンドコーティングをしているので切れ味抜群!)により、鏡本体が破損する危険は回避したいとは思っていますが、自分の信念(?)を貫くためには時として勇気が必要です。

こんな上司(?)を持ってしまった鏡には同情しか感じられません。
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