krkの籠球 3
□救いの手は今どこに?
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「どこまでも続く青い空。
少しでも暑さをしのぐように短くなる袖、裾。
そして涼をとるために露わとなる首筋!!
何て素晴らしい季節なんだと感動するほかないよな!」
ここは横浜 海常高校。全国にバスケの強豪校として名が知られている学校の一つである。
夏の素晴らしさを熱く(暑くるしく?)語っているのは男バスレギュラー森山。
強豪校のレギュラーだが、『ゴツイ』『無駄にデカくてマッチョ』『イカツイ』『臭い』とは全く縁がない。
……正直、そんなゴリマッチョが上記のセリフを言ったら殺意を覚えるに違いない。
もしくはセクハラ野郎として通報ものである。
彼の容姿を一言で表すなら『爽やかなイケメン』。
まあ、彼の場合はその頭に『残念な』と付くことが周知の事実ではあるのだけれど。