krkの籠球 連載
□猫を拾う6【赤司と……】
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ベットから身体を起こして部屋を出る前に…一応だけど鏡で自分の姿を確認した。
寝起きではあるけれど、多少は見られる状態にしたい。
このような心配は、ボロ雑巾同様の私を拾った彼に対する心配りなのか、いらぬ世話なのか。
どちらでもないけれど、どちらでもあるような気がする。
とりあえず、寝床から出てきたばかりであることは相手も承知の上なのだけど、多少は見苦しくない程度に整える。
これが女の性というものなんだろうな、と苦笑する。
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