進撃短編裏
□眠れる森の…?
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「んあ、ジャン…んふぁ、あ、きもちぃ」
リリーは声を上げ、ひとりベッドの上で思いを寄せる男を思い、自慰行為に勤しむ。
「やぁ、ん…んん。」
片方の胸をはだけさせ、パンツに手を突っ込んでいる状態でローターをクリトリスに当てる。
「ふあ、あんやああぁ。ジャンっ、ジャンんん」
ガチャ
「おい、リリー何か呼んだ…」
バタン
リリーのあられもない姿を目の当たりにしなぜか後ろ手で扉を閉め、ジャンが部屋に入ってきた。
真っ赤な顔をしたジャンを真っ青な顔でみるリリー
これが夢ならどんなに美味しいシチュエーショんだっただろう。
リリーは無慈悲な神へ忌まわしい思いを募らせた。
その刹那
どんどんどん!と扉が叩かれる。
「おーい?ジャン?どーかしたの?リリーー?」
扉の外から不審な行動をとったジャンへとマルコが問いかける。
「あ、いや。なんでもない。俺、こいつに用事あってよ!わりぃーんだけど、マルコ先に行っててくれ!」
「わかった!先に行くよ!」
マルコは納得したのかそそくさと扉から離れて行った。
リリーは未だ唖然。無機質なローターの電子音だけ響き渡る。