進撃短編裏
□嫉妬ジャン
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「ジャーンっ!おはよう」
声をかけてきたのは最近付き合ったばっかりのリリーだ。
こいつは俺の同期。
出来はいいとは言えねぇが
優しくて、全員と仲がいい。
「ん?あぁ、はよ」
俺が照れ隠しに素っ気なく挨拶を交わすが気にしてない様子のリリーは、俺の隣に座った。
「一緒にご飯食べてもいいかな?」
小首を傾げ、上目遣いで俺を見つめるリリー。
可愛い。やべぇ。
「なあ、リリー。」
後ろから声をかけられリリーがニッコリと微笑みながら声の主のほうへと振り返る。
俺も眉間に皺を寄せながら振り返るとそこにはライナーの姿があった。
「あ、ライナー。」
俺の不機嫌さが顔に出ていたのかライナーは苦笑いを浮かべた。
が、なおもリリーに声をかける。