進撃短編裏

□お仕置き
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「呑め」




私は今、リヴァイ兵長の自室にいる。





「あ、ありがとうございます。いただきます」





そして、高そうな瓶に入ったお酒を呑んでいる。




リヴァイ兵長と私は少し前から
付き合っている。

ダメ元で告白したら答えはなんとOK。
緊張して酔いも回る。







「美味しい…です。」







そう私が言うと兵長は
満足気に笑った。

お酒の瓶も残り半分以下となり
私は緊張とアルコールで、かなり酔っ払った。






「兵長、ごちそうさまでした。明日も訓練で早いので、自室に戻」







ドサッ







「!?」








ぐるりと、視界が反転し、あたふたを目の前に目を向けると兵長が私に馬乗りになっていた。



そして覆被さった兵長が、一言







「お前、今日の訓練、遅刻したらしいな」







ギクッ







実は昨日も兵長はお酒を共にしていたのだが、朝が早いからと早々に自室に戻ってからなんとなく
ジャンに借りた本を手に取り読んでいるとあまりに面白くて、夜更かししてしまったのだ。






「えっ…と、ですね。兵」







覆いかぶさっていた兵長が私に唇を重ねた。






「ん…ふ。」







激しいキスに呼吸が出来ず、兵長の胸を叩くとその唇は、私の耳元へと移動し







「仕置きだ」







と呟いた。
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