トラブル堕天皇子

□地球最後の日
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「これもまた運命だな」


ララが宇宙の風邪をひく→暴走を止める→父親再登場→地球の命運をかけたゲーム→代表は結城リト→今ここ


「リトの精神じゃキツかったかな?」


「明さんはどうなんですか?」


「全くもってきつくないよ、なんせリトが代表だからな」


「心配はしてないんですね」


「ああ。問題ない」







翌朝、日の出前


「リト、お前はやれることを全力でやれ、前だけを見ろ。なに心配するな俺たちはいつもそばにいる」


「明…」


「さ、出るぞ」






日の出


「始まったか」


「本当に大丈夫でしょうか」


ポン、と美柑の頭の上に手を置く


「大丈夫、誰も一人でやれなんて言ってない」


「それじゃ!」


「ああ、俺もいくよ。来い、ツインクアンタ、ソードビット、ドラグーン」


ソードビットをサーフボードのようにしてその上に乗る


「それじゃ、行ってくるね」


「はい!」


途中で人とすれ違うが気にしない


「ん?あれは…」


目測で飛来する何かを確認する


「障害は排除する、フルバースト!」


ISを纏い、ツインクアンタWFAの全ての砲門から放たれたビームは飛来した何かを灰へと変える


「明か!」


「おう、リト、ちゃんと走れよ」


「わかってるよ!」


そのときクラクションが鳴る


「ん?」


「古手川!」


「結城くん、捕まって!」


また何かが飛来する


「あれ種か?ま、関係ねぇけどなァ!」


飛来する種をまた灰へと変える









「ん?地割れ?」


目の前では車が崩れた地面ギリギリで止まっていた


「お前らはどうすんだ?」


「明のその機械って他にないの?」


「なくはないが、これは本来女性専用の兵器だぞ」


「そ、それじゃ明って……」


「俺は男だ。それに手伝いが来たようだ」


「へ?」


「オッーホッホッホ!困っているようですわね、結城リト」


そこにはヘリから見下ろす天条院沙姫がいた


「天上院先輩?」


「何で…」


「話は後ですわ早くお乗りなさい」


それぞれ乗り込む


「これって定員オーバーじゃね?」


ヘリが上昇し始めてから口にする


「ま、いっか」







「また種か」


フルバーストで迎え撃つも、あまりの数にシールドエネルギーが半分を切る


「ちっ!仕方ない!」


ISを解除した間にヘリに当たり落下していく


「追撃はさせねぇ!」


堕天皇子だけ取り出す


「カタストロフィ!」


飛来する種を消滅させる


ヘリはどうやらヤミがトランスで助けたようだ


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