インフィニット・ストラトス〜堕天皇子
□ボーイ・ミーツ・ボーイ
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ーねぇ、あの噂聞いた?
ーなに?この間のISのこと?
ーあれは〜実験中の機体が暴走したって話でしょ。じゃなくて、今月のトーナメント織斑くんと付き合えるんだって
「みなさん、なんの話しで盛り上がっていらっしゃいますの?」
「いや、わたしにもさっぱり…」
「なんか…話がゆがんで広がってる……」
「あんた、また適当なこと言ったんじゃないの?」
「あれ〜、そんなことないと思うけどな〜」
「おはよう。何盛り上がってんだ?」
「「「「「なんでもないよ」」」」」
「席につけHRを始める」
「今日はなんと転校生を紹介します」
転校生が教室内に入ってくる
「あ……」
「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。みなさん、よろしくお願いします」
「お、男?」
「はい、こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入を…」
「「「「「「キャー」」」」」」
「え!?」
「男子!二人目の男子!」
「しかも、うちのクラス!」
「美形!守ってあげたくなる系の!」
「騒ぐな!静かにしろ!次入れ」
「はい」
「え?」
「金星明です。一応日本出身ですが、国籍はないです。趣味は歌を歌ったり、楽器を演奏したりです。よろしくお願いします」
「「「「「「キャー!」」」」」」
「男子よ!しかも、三人目!」
「奇跡的なことに、また、うちのクラス!」
「イケメン!守ってもらいたくなる系の!」
まあ、シャルルの154cmと明の身長は172cmと大きさは一目瞭然なので守ってもらうイメージが強いのはわからなくもない
「騒ぐな!何度も言わせるな!」
「今日は二組と合同でIS実習を行う。各人はすぐに着替えて第二グラウンドに集合。それから織斑」
「はい」
「デュノアと金星の面倒をみてやれ、同じ男子同士だ。解散!」
「君が織斑くん?初めまして僕は……」
「あー、いいから、いいから、とにかく移動が先だ。女子が着替え始めるから」
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