客室〜テニスの王子様 夢
□伊武家の夜
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不動峰中二年、伊武深司の日課は妹たちに子守唄を歌ってやること。
「ねーんねーんころーりーよー…」
「おにいちゃん、こわーい!!」
「なんでいつもそんなにボソボソうたうのー!!」
「お前たちが元気すぎるの…俺、このあと神尾に電話したいから早く寝てよ…」
「またぁー!?」
「うんはいはい。さっさと寝るー…」
「ぶーっ!!」
「俺の妹はーなんでこんなにー元気なんだー…」
「それこもりうたじゃなーい!!」
「おにいちゃん、ちゃんとしてぇー!!」
「ったくやんなっちゃうよなあ、練習で疲れてんの俺…さっさと寝てほしいんだよね…」
でもちゃんと寝かしつけてあげる伊武さん。