TRIANGLE
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以蔵side〉〉〉
「岡田くん。
この間の舞って子と付き合ってるの?」
「…いや。」
「そっか…。良かった。」
「…。」
「ごめんね、変なこと聞いて。
今日も部活見に行くね。」
「あぁ。」
いつの間にかこうして
女に囲まれて過ごすことが
当たり前になってしまった。
あの時の俺は
舞にいいところを見せたくて…。
それなのに
この状況から抜け出せないのは
以外に居心地がいいからかもしれない。
「岡田くんもわしらの仲間入りじゃな。」
「え?」
「もう気づいてるだろ?
1人の女じゃ満足出来ないこと。」
「ちゃらんぽらん同盟じゃな‼︎」
「ちゃらんぽらんはお前だけだろ‼︎」
「なにを〜‼︎」
みたいな会話をこの間
坂本先輩と高杉先輩とした。
ちゃらんぽらんか…。
なんか…嫌な響きだな。
でも、ま…いいか。
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