花と水

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葵side


「…はぁ…。」


ま…まずい…。


重苦しい空気に耐えられず
ついため息が出てしまった…。


「あ?
この状況でため息とはいい度胸だな。」

「す…すいません…。
ごめんなさい…。
もう、絶対に勝手に出歩きません。」


こ…こんなときは…土下座だ‼︎


仁王立ちしている土方さんにむかって
思いっきり頭を下げる。


畳におでこをぶつけたけど…
そんなことかまってられない。


う…怖い…。


う…痛い…。


沖田さん助けて…。





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