*長編*

□腹黒いやつ
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山「し、してねーよ」

知「ほんと?」

山「あ、あぁ」

知「ま、涼介が僕に隠し事したところですぐにバレるけどね?」

なんだよ、その口角が上がったニッコリ悪魔スマイルは!!
しかもその自信も。

山「意味わかんねーよ!!」

ドン!

有「や、山田!落ち着けよ?」

急に壁を叩いたから、大ちゃんがびっくりしたらしい。

今はJUMPの撮影中。
知念は1人で別の撮影をしている。
この隙を狙って親友の大ちゃんを人の居ない部屋に呼び今までのことを話していた。

有「勘違いなんじゃないの?
知念がそこまで腹黒いこと、するかなー?」

山「大ちゃんはわかってない!
あいつはほんとに悪魔だ!
俺を落とし入れて楽しんでる!!」

有「知念が山田を落とし入れてなんの得があるんだよ?」

山「そ、それは…わからないけど。

とにかく大ちゃん協力してくれっ!頼む!!」

必死に大ちゃんにお願いすると大ちゃんの顔が優しく笑った。

有「しょーがねーなあ!

で、何をやればいい?」

山「さすが大ちゃん♪やっぱりもつべきものは友達だな!

実は….好きな子が出来たんだ…///」

有「ちょい待ち
俺やっぱパス!」

山「な!なんでだよ!」

有「またかよ…ついこないだ失恋したばっかじゃん!」

山「そ、それは知念のせいだ!
ただ今回はマジで付き合えそうなんだ!
よく目が合うし!

だから知念が邪魔しないように大ちゃん頼むっ」

有「はあー?めんどくせー。
しかもどう協力すればいいかまったくわかんねーよ」

山「いや、だから…」

知「ねぇ、さっきからそこでコソコソなにしてるの?」
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