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□XOXO 1話
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テクテクテク

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テクテクテクテクテク

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ピタっ






ミンソク:「おい。いい加減離れろ。」



ルーハン:「ヤダヤダヤダ!!こんな所で可愛いルゥが一人でいたら、襲われちゃうよ!?ミンソギが守ってくれないの?」



ミンソク:「こんな所って......お前......男子トイレまで着いてこようとするなよ!!」



ルーハン:「やだやだ!!ミンソガと離れたくない!!」



ぎゅうぎゅうとバックハグされて苦しい。



あぁ、男子生徒達の羨望の眼差しが熱い。

こっちは替わってくれるなら、替わって貰いたい位なのに.....。

こんな所あいつに見られたら、またややこしい事になるって言うのに...........。








あっ。


ダメだ。






見てる。


既にメチャメチャ見られてる。








セフン:「おっぱぁ..........;△;」








あぁ、頭が痛い。



ミンソク:「あ〜〜〜〜。セフナ。大丈夫だからこっちにおいで?」



トテトテと来たかと思うと、既にセフンの目からはポロポロと涙が零れ始めている。



はぁ.......。



セフン:「おっぱぁ.....オッパはやっぱりルゥオンニの事が好きなの.....?;△;」



ルーハン:「当たり前でしょ?ミンソガはルゥのミンソガなんだからっ!!」



セフン:「うぇぇ〜ん ;△; オッパはセフナの事は好きじゃないの〜〜〜?」



あぁ、後ろはルゥにバックハグされて、前からはセフナに抱きつかれると、身動きが取れない。


あぁ..........メチャメチャ注目されてる.........それはそうか。
今は昼休みで、ココは廊下で、騒ぎの中心が学校で1番の美人姉妹なんだから.......。

あぁ、羨望の眼差しで見る位なら、替わってくれ。







はっ!!!!






見てる。


メチャメチャ見られてる。




2年のギョンスに。




お前、そんなに睨む位なら早くコイツを連れてけよ!!



ミンソク:「あ〜泣かないでセフナ。ルゥとは何もないから?」


ルーハン:「ミンソガ酷い!!そんな事言わないでよ!!」


ミンソク:「もーいい加減離せよ〜。何で俺がお前の彼氏から睨まれなきゃいけないんだよ。おい!ギョンス!睨んでないで早くコイツ連れてってくれ!あと、俺も一応先輩なんだから、睨むの止めろ!!」



ギョンス:「はい。すみません。....ほらヌナ、離れて下さい。ミンソクヒョンが困ってますよ?」



ルーハン:「ぎょんすぅ〜。だってミンソギがぁ〜『今日はルゥとランチ食べたくない』っていうんだもん〜 >△< 」



ミンソク:「あ〜!分かった分かったから!明日は一緒に食べるから今日は勘弁してくれ!」



ルーハン:「何で今日はダメなの〜?やだ〜ミンソギと離れたくない〜!」


ミンソク:「たかだか30分位の話だろ!?」



ルーハン:「ミンソガは30分もルゥと離れて平気なの〜?。>△<。」



ギョンス:「はいはい、話は向こうで聞いてあげますから。ヌナ、ほら手を出して?早く行きますよ!」



ギョンスに半ば無理やりに連れて行って貰って、騒ぎの半分は解決したが.......

問題はここからだな....。



ぎゅうぎゅうと抱きついてくる妹の方の肩に顎を乗せて、頭をポンポンと撫でてやる。


セフン:「おっぱぁ.....セフナの事好き?」



ミンソク:「好きだよ。お弁当持ってきてくれたんだろ?泣いてないで一緒に食べよう?」



セフン:「ルゥオンニよりも好き?」



ミンソク:「ルゥの事も好きだけど、セフナの好きとは全然違うよ?分かってるだろ?」



セフン:「いぇへ♡ミンソクオッパ大好きー♡」



そう言って俺の腰に手をまわしてくるセフナはメチャクチャ可愛い。




男子生徒の羨望の眼差しが熱すぎて、燃えそうだが..........。







.......しかし、替われるものなら替わって欲しい。
いや、セフナの事は好きだから、このランチタイムの間だけでイイ。





セフン:「今日は、お弁当作るの頑張ったんだー♡ ^^ 」






ゴクリ



さぁ、恐怖のランチタイムの始まりだ......。






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