Short(能力パロ用)
□〜Spring〜 Episode1 -その後2-
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〜 Epsode1 その後2 〜
あの時。
走り去ったチェンを追いかける背中を見て、
「あぁ、チェンの相手は僕じゃないんだな。」
そう感じた。
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チェン:「スホヒョン...。ホントに行っちゃうの?」
スホ:「うん。寂しい?」
チェン:「寂しい。」
涙を流して抱きついてくるチェンを、ギュッと抱き返してあげる。
スホ:「大丈夫!しばらく旅したら、帰ってくるから!」
チェン:「うん....。ううぅ〜〜〜やっぱりやだよ....。」
スホ:「ははっ、前よりも、もっと寂しがり屋になっちゃったね?」
チェン:「だって.....」
スホ:「分かってるよ?大丈夫、ちゃんと元気に帰ってくるから!!
それに、僕とセフンの転生の理由も調べなきゃだろ?」
チェン:「...うん。でも....一人で行っちゃうの?......僕も行く....。」
スホ:「こらっ!無理しないの!!身体が変化したばっかりで慣れて無いんだし、
しばらくは、神殿でゆっくりしなさい!!」
チェン:「だって....スホヒョン...。」
スホ:「だーーーめ!!休んでなさい!!うるうるした目で見てもダメっ!」
チェン:「スホヒョン....。」
ぎゅーーーーーーーーーーー。
スホ:「ははっ、もう〜チェン〜。苦しいよ〜!
そろそろ行くね? シウミン。」
シウミン:「おう。」
スホ:「しばらく空けるケド、宜しくね。」
シウミン:「任せておけ。気をつけて行って来い。」
スホ:「ありがとう。.......そう言えばセフンは?」
セフン:「スホヒョン待って〜〜〜〜〜〜☆」
なんかメチャメチャ荷物持ってる....。
....あぁ....嫌な予感しかしない。
スホ:「セフン。まさか君.....。」
セフン:「僕も行く〜〜〜☆」
スホ:「はぁ、やっぱり.....。」
セフン:「チェンヒョン!シウミニヒョン!僕も一緒に行くね!!
スホヒョンだけじゃ心配だし、僕も旅してみたい!!」
シウミン:「あぁ、行ってこい。」
スホ:「シウミン!!そんな簡単に!!」
シウミン:「スホ....お前が思っている以上にセフンは大人だぞ?
今はお前を一人には出来ないから、セフンに一緒に行って貰え。」
スホ:「シウミン...。」
セフン:「楽しみだな〜〜〜!!!!!!
ねぇスホヒョン!どこから行く?どこから行く?
あっ!お腹すいた!ボクお腹すいた!!!!
まず皆でご飯食べに行こうよ!!
ボク前から行きたかった店があるんだ〜!!
あっ、その後にアイス食べに行こうよ!!
スホヒョンのおごりで!!!!」
スホ:「....これでもか?」
シウミン:「...たぶん。」
スホ:「ははっ、でも楽しい旅が出来そうだな(笑)
チェン...寂しいとは思うけど、お別れしよう?
行った先で手紙も書くし、旅の途中でも、たまに帰ってくるよ。
...ねぇ、泣かないで?」
チェン:「スホヒョン、セフナ.....。」
スホ:「はいっもう離れないと、愛する恋人様が怒っちゃうよ?
レイも、僕の事そんなに睨まないで?」
レイ:「ニランデナイヨ〜^^」
チェン・スホ以外:(うわぁ...。めっちゃ睨んでる...。)
スホ:「チェンを宜しくね?」
レイ:「うん。絶対大切にする。」
スホ:「うん。チェン?大切にして貰いなさい?」
チェン:「スホヒョン、セフナ....大好き。愛してる!」
スホ:「僕も愛しているよ。」
セフン:「僕も!ぎゅーーー!!!」
スホ:「じゃぁ、行ってくるね!」
セフン:「え〜皆でご飯は〜?」
スホ:「それは今度っ!じゃぁ、行こう!」
セフン:「行ってくるね〜〜!」
大きく手を振るチェン達が見えなくなってきてた頃。
セフン:「スホヒョン。もう、大丈夫だよ?」
スホ:「うん。ありがとう。1回だけ泣かせて。」
セフン:「うん。」
最後に1度だけ泣いて。
僕は旅に出る。
明るい未来に向かって。
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2014.05.22
.*・゚☆Happyヾ(・∇・)ノBirthday☆゚・*. Suho☆
明るい旅立ちです!