Short(能力パロ用)

□〜Spring〜 Episode1 -その後1-
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〜 Epsode1 その後♡ 〜





チェン:「レッレイさん。」





そう声をかけた相手は、僕の声が耳に入らないのか、僕の胸に顔を埋めたまま。





え〜っと。

さっき、シウミニヒョンがベッドを出て行った気配を感じて....。

それからギシッてベッドが沈む音が聞こえて....。

シウミニヒョンかな?って思ったところで僕の上に何やら暖かい物体が乗っかってきて....。

何事かと思って目を開けると、そこにはレイさんがいて....。

1度だけニッコリと綺麗に笑って、その後は、冒頭に戻る....。





えっ。
僕はこの状況で何をすればよいのでしょうか?





チェン:「あの〜。レイさん。そこで何をしてるんですか?」


レイ:「ねぇ、チェン?」


チェン:「はい。レイさん。」


レイ:「ヒョン♡って呼んで?」


チェン:「....。」








ふっふっふっ。
この数日で、レイさんの発言にも慣れてきた僕を侮らないで下さいよ??



チェン:「ひょっ、ヒョン」


レイ:「違うよー!名前にヒョン♡って付けて!」


チェン:「レイヒョン?」


レイ:「違う!『ヒョン♡』はい、さんはい!」


チェン:「レ、レイヒョン♡」


レイ:「もっかい!」


チェン:「レイヒョン♡」


レイ:「は〜〜い♡ちゅ♡」








!?!?!?!?








今、ちゅーした!

この人今、僕の口にちゅーした!!!



チェン:「ちょ!レイさん!何するんですか!」



あーもー!顔が熱い!なんか汗出ちゃう!





レイ:「わー♡顔真っ赤♡照れてるの?可愛いーー♡ちゅ♡ちゅ♡ちゅーーー♡」




チェン:「んっやめっ!んっ、はっ!んー!!」



ちゅ ちゅ ペロっ んっ はぁ



レイさんの右手は、僕の左手の指に軽く絡まってるだけだし、左手は頬に添えられてるだけなのに...。
全身の力が抜けちゃって、全く動けない...。



ふぁ〜頭がとろけちゃいそう...。



チェン:「ふっあふ...気持ち...い...ぃ...」



レイ:「ふふ、気持ちイイの?チェン?」







チェン:「!?」







なっ、僕なんて事言っちゃったんだろ!?
はっ恥ずかしい!


まっ枕!枕で顔を隠したい!!




枕を掴んで顔を隠そうとするけど、レイさんはそれを許してくれない。



チェン:「れっ、れいさぁ〜〜〜ん(涙)」







レイ:「今はだーめ!顔は隠さないで?僕、今から愛の告白するんだから!」








チェン:「えっ?えっ?」


もう僕の頭は状況について行けない。


レイ:「ふふ、ねぇ僕の目を見て?」


ごくっと喉を鳴らして、レイさんの目を見る。


ドキドキドキドキ


あー僕。
レイさんと見つめあってるこの瞬間が、今日一番ドキドキしてる...。


レイ:「ドキドキしてるね?僕もしてる。」


そっとレイさんの胸に触れると、僕と同じ位ドキドキしてる...。


レイ:「ねっ?」


チェン:「ふふ、ホントだ。」


レイ:「チェン。僕、君の事愛してるんだ。」





チェン:「えっあの僕...」





ぐいっとレイさんに引っ張られて、向き合って座った状態にされる。












レイ:「チェン...。僕のお嫁さんになって?」










僕の指にはめられた白い花の指輪から、じんわりとレイさんの愛情を感じる。



チェン:「このお花、何て名前ですかか?」


レイ:「スズランだよ?チェンに幸せが訪れる花。僕達の、清らかな愛の証。」


チェン:「ふふ、綺麗。花を見たのは久しぶりだな〜。」


レイ:「枯れないように、治癒しながらThe Moonから持って来たんだよ〜。」


チェン:「The Moonには沢山咲いているの?」


レイ:「沢山咲いてるよ?他にも色んな花がたーくさん!」








チェン:「そっか、僕も見に行きたいな。....レイさんと一緒に。」








レイ:「それってOKって事?」


















チェン:「嫁は無理だけど.......





まずは.....






僕の恋人になって?」



レイ:「っ〜〜なるっ!!チェン大好きっ!!チェン可愛いっ!!!
チェン愛してるっ!!!!あーーーーチェンチェン可愛い〜!!!!!
チェン、死ぬまで一緒に生きよう!!!!!」




息も吸わないで、一気に言うから、ハァハァしてる(笑)
わ〜レイさんこそ可愛い!!



チェン:「レイヒョン可愛い〜〜〜!!うん!一緒に生きよう!!」



レイ:「あーどうしよう。どうしよう。可愛い。どうしよう〜。
....ねぇ〜ちゅーしてイイ?」



チェン:「僕も....した...んっ!あっ....ふっんっ.....!」



うわ〜恋人とのキスってこんなに気持ちいいんだ....。
あぅ〜夢中になっちゃいそ.....って!



チェン:「レイさん!どこに手入れてるの!?」


ガサゴソ


レイ:「えっ?シャツだけど?」


チェン:「ちょっあっ!お腹触らないで!あっ!」


レイ:「うわーうわーうわー♡かわいいー♡ちゅー♡」


チェン:「あぅ、あっやっやめてぇ〜」















スパーーーーーーーーン!!!!










チェン:「!?」



レイ:「いたい〜〜(;Д;)」








シウミン:「てめぇら(怒)!ここは俺のベッドでもあるんだぞ!(怒)
....ここで、盛るんじゃねぇ!!(怒)」










そう言ったシウミニヒョンの手には、ルーハンさんから貰った、
実はお気に入りの"ハムスター柄のスリッパ"が握られていた。








レイ:「続きはまた今度だね?」












続き.....あるんだ....。














つづく?
 

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