Long(能力パロ)


□〜Autumn〜 Episode4
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パチッ.... パチッ.....
その赤は、絶望の色。 赤い、赤い、秋の夕焼け。
そこから≪俺≫を連れ出せるのは、≪お前≫しかいないんだ。


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■Episode4


The Moon: 首都ルーク(誰かの記憶)----------------------------------------




『.....呪われた子』



『.....呪われた子。あなたさえいなければ.......。』




あぁ、赤い。

僕の出した赤ではない"それ"は、あっという間に、そうつぶやいた人を包んで行く。



あぁ、僕もその赤に包まれてしまおう。

ゆっくりと目を閉じて、赤が僕を包むのを待つ。




『お前.....。馬鹿だろう.....。』

ぐっと世界が歪んで、僕の意識はそこで無くなってしまった。






The Moon :首都ルーク(とある港にて)----------------------------------------


透き通るような美しい海に足を浸しながら、その海よりも美しい1人の青年が、ただただその青を見つめている。



XXX:「だぁ〜〜〜れだっ♡」


カイ:「チャニョリヒョン。うざい。」


チャニョ:「ひっひどいわっ!!愛する私の事をそんな風に扱うのっ!?」


カイ:「.....チャニョリヒョン。........うざい。」


チャニョ:「ちょ、2回も言わないで!(笑)地味に傷つくから!!(笑)」


カイ:「どうしたの?」


チャニョ:「いや、ココにいるかな?って思っただけ?そう言えば、レイヒョンとルハニヒョンにお使いさせられてたのは、終わったの?」







カイ:「.........///」


チャニョ:「?何で照れてるの?」


カイ:「.......いや......なんか凄いの見ちゃったから.........///」


チャニョ:「?」


カイ:「なんでもないっ.....///」


チャニョ:「まぁ、またレイヒョンの気まぐれで、ルハニヒョンとカイが振り回されたって所かな?」


カイ:「うっ....まぁ、そんな所っ。俺の口からは言えないっ////」


チャニョ:「(なんか本当にすごいモノを見たんだな....)そっか、2人は元気だった?」


カイ:「2人とも元気だったよ。まぁ.....ルハニヒョンはいろんな意味で元気だったけど....///」


チャニョ:「(本当にいったい何を見たんだ....?)まぁ、2人とも元気なら良かった。お疲れ!」


カイ:「うん。ありがとう。」


チャニョ:「今日も気持ちいい天気だなっ!」


カイ:「うん。」


チャニョ:「海でも入る?」


カイ:「うん。」


チャニョ:「じゃっ行こうかっ!」





そうして、2人はいつもと変わらない、穏やかな休日を過ごすのでした。




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