Long(能力パロ)


□〜Autumn〜 Episode3
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僕の時間は、その時から動かない。
静かに全てを受け入れた、秋のようなその目に見つめられたその瞬間から。


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■Episode3


The Dark: 深い森の中(満点の星空の下にて)----------------------------------------




TickTack...TickTack...

チクタク...チクタク...

TickTack...TickTack...

チクタク...チクタク...





満点の星空の下に、一人の小さな少年がいる。

時を刻む音を、小さく口ずさみながら、その広い"空"を眺めていた。






タオ:「会いたいな。」




誰に?





タオ:「誰にだろう....?」







立ち上がって大地を踏みしめると、カサっと枯れ葉の音がした。

もう行くね? "2人"が僕を探しているかも知れないから。









The Dark: ? (紅葉した森の中にて)----------------------------------------



美しい紅葉が見られるこの森で、2人の青年が何やら騒がしく会話をしている。


ガサガサ


スホ:「セフン!(怒)」

セフン:「ん〜?どうしたのスホヒョン?」


ガサガサ


スホ:「お前.....さっき『こっち〜』って言ったよね?」

セフン:「言ったよ〜?」


ガサガサ


スホ:「この壮大な森の中のどこに "レストラン" があるんだよ!!!」

セフン:「僕の "風の便り" を信じていないんですか〜?」


ガサガサ


スホ:「いやっ、セフンの "風" を読む能力は信じてるけど、どう考えたって、こんな森の奥に店なんか無いでしょ!!さっきの道進んでたら、The Darkの都市に出てご飯食べられたって!!戻ろうよ!!」

セフン:「さっきの道進んでも、絶対美味しい店無かった!こっちからずっとイイ匂いがする!!」


ガサガサ


スホ:「さっきからそう言って2時間以上も森の中じゃないか!?」

セフン:「おかしいな〜美味しそうな匂いはすぐそこなのに....。」


ガサガサ


スホ:「っていうかホントにそこ "店" なんだろうな?」

セフン:「分かんない。」


ガサガサ


スホ:「分かんないのかよ!?」

セフン:「僕は、"レストランの美味しくないご飯"を食べる位なら、"人の家で美味しいご飯"を食べたい。」


ガサガサ


スホ:「おまっ、これ人の家向かってんの??」

セフン:「"レストラン"だったら堂々とご飯を食べて、"人の家"だったら繊細かつ大胆にお願いをするつもりです。」


ガサガサ


スホ:「も〜〜〜〜〜〜いや〜〜〜〜〜!!一人で旅したい〜〜〜!!(涙)」

セフン:「ほら!スホヒョン早く!!」


ガサガサ











そうして、2人はどんどん森の奥に入って行くのでした。






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