Melody.

□組分け
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大広間に続く道に並ばせられ、厳格そうなマクゴガナル教授が1年生を引き連れて歩いていた。


「皆さん、ここが大広間です。今から一人一人に組分けをします。名前を呼ばれたら前に出るように。」

1年生が皆やや緊張した面持ちをしている中、大広間の戸が開けられた。

目の前に広がるのは美しくて荘厳な、大きな広間。

そして数え切れないくらいいるホグワーツ生達。


中に進んでいる間も雅は多くの視線を浴びていた。

中には思わず歓喜の声をあげてしまう生徒もいるほど。




帽子が歌を歌い、組分けが始まった。



「ハーマイオニー・グレンジャー!」




「「グリフィンドール!!」」



「ロナルド・ウィーズリー!!」

「「グリフィンドール!!」」


「ネビル・ロングボトム!!」



「「グリフィンドール!!」」



「ドラコ・マルフォイ!!」

「「スリザリン!!」」


「ハリー・ポッター!!」






「「グリフィンドール!!」」



「雅・四宮!!」


雅の名前が呼ばれると、広間は静まり返った。


まだ彼女を目にしていない生徒は必死に首を伸ばしていた。


雅はその様子をあまり気にする風でもなく、優雅に歩いて壇上へと上がって行った。


そして、帽子を被せられる。
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