Melody.

□組分け
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なんやかんやでホグワーツに到着した一行は1年生とその他に分かれていた。


「ロニー、後でな。」


「皆の組分け見てるからな!」


「…組分けかぁ」


「楽しみね!!雅はどの寮に入りたいの?私は絶対グリフィンドールに入るつもりよ!」


「うーん…どこでもいいかなぁ…。この前ドラコには絶対スリザリンに入れって言われたんだけど、自分で決められるものなの?」


「自分では決められないって聞いたけど…スリザリンだけはやめときなよ。あいつら最悪だってフレッド達も言ってたし。」


「ロン、そういう固定観念は良くないと思うわ。」


「で、でも僕は絶対グリフィンドールだし、ハリーもきっとそうだろう??じゃあ雅もグリフィンドールなのが1番良いと思うんだ。」


「それはそうだけど…あ、ねぇ、雅のご両親はどこの寮だったの?」


「えっと…ホグワーツ生だったのは父だけなの。父はグリフィンドールだったって言ってたわ。母は日本の魔法学校出身なの。…父は寮に関係なく皆仲が良かったって言ってた。」


「雅のお父さんすごいね…うちの父さんなんてスリザリン大嫌いだよ。」


大きな男の人の案内で船に乗り、ホグワーツが見えてきた。

すると1年生はざわつき始めた。

「うわぁ〜…」

「本当にお城みたいね!」

「ここで生活するのか…」


「…ん?お前さん、四宮のとこの子か?…あぁ、お前さんはポッターとウィーズリーのところの子だな?」

「え…?は、初めまして、雅・四宮と申します…。」

「確かに僕はハリー・ポッターだけど…」

「僕もロン・ウィーズリーだけど…なんで知ってるの?」

「あぁ、すまんすまん。お前さん達のてて親の事はよーく知っているからな。」

「そうだったんですか!えぇっと…」

「あぁ。俺はハグリッドってんだ。魔法生物飼育学を教えてる。よろしくな。」

「よろしくお願いします。ハグリッド先生。」

「敬語なんかやめてくれ。…なんかくすぐったいじゃねぇか。気楽に頼むよ。」


気さくなハグリッドに早速4人は懐いた。


「おっと、城に着いたぞ。また後でな。」
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