BITTER
□ミノ先輩…
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▲Taem side▼
僕はいつも遠くからあの人を見ていた。
周りには常に誰かがいて、笑顔にか困れてるあの人は、僕と違って、輝いている。
まるで別世界みたい…
僕たちは選択授業で、たまたま同じクラスにになった。
しかもその人のは、僕の前の席に座ってる。
授業中は緊張しすぎて内容は全く頭に入らない。
ちなみに、家庭科の授業です。
先生「はい、皆聞いてねー。これから出していく課題は全て前後のペアでやってください。今週は早速、ブラウニーに挑戦していきます!」
え? 前後のペア? 無理ですよ…そんなこと。
てかブラウニーって何?!
どうしよう…泣けてくる…
ミ「おい。」
テ「…ぇ?」
ミ「俺やんないから、適当にやっといて。」
ですよね〜。
あの、チェミノがブラウニーなんか、作る分けないもんね。
テ「ぁ、はぃ…」
ってもうどっか行ってるし…