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□「付き合ってるの?」 古柳 裏
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「そのゲーム面白いですね!」


意味わからない。
私の恋人(のはず)の愛李はずっと中西さんとお話してるんだけど。

付き合う前はずっと一緒にいたし膝枕とかちゅーとかしてたのに...

付き合ってからめっきり触れられることもなくなった。



バタンッ



中西さんと仲良くしてる愛李が見てられなくて、勢いで楽屋を出てしまった。


「ねえ、どうしたのちゅり。
具合でも悪いの?」



愛李、本当にわかってない。
そのキョトンとした顔にだってイライラする。


「ん!えっ、あっちょ...ん...っ」


強引に顔を引き寄せてキスすると、すごく困った顔をする愛李。


「私なんかした?」


「なんかしたも何も、何でかまってくれないの?
中西さんばっかり!
付き合ってるのにちゅーだってしてくれないし...っ...」


「えっ泣かないで!
ごめん、ごめんごめん...」


「ごめんなんかじゃ許さないからね」


私はそういうと愛李の服に手をかけた。

軽く抵抗する愛李。


「えっちょっと...ここ廊下...だ...め...っん」


顔を赤らめて抵抗する。
すでに愛李の身体から力は抜けていた。


「ダメダメって言いながら感じてるじゃん。
変態だなあ」


「違うそんなんじゃ...あっん...んっ...」


愛李はビクビク震えてる。
気持ちいいなら気持ちいいって言えばいいのに。


「んっあっ挿れちゃだ...めっ」


「だから拒否権ないってば(笑)」


「あっ.....ああっんっあっ」


「まだこんな刺激じゃ足りないの?本当はもっと欲しいんでしょ?」



「欲しく...ないもん...」


「嘘つけ。
身体は正直じゃない?」


このまま愛李の弱いところを一気に攻める。


「あっ...だっ、だからダメっ...んああっだめっ...我慢できな...いっあっんっ!」


「何だかんだ言って気持ちいいんじゃん変態さん」


「変態じゃない...もん
ちゃんとちゅりに構うから許してよね(笑)」


「仕方ないなあ。
また次怒らせたらどうなるかわかってるよねー愛李ちゃん(笑)」


「ひええええ」


END
 

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