人外
□鏡世界
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ゆっくりと目を開けると
そこにはピンクのバツ印があった
「おはようございます、お姫様」
「……?…わっ!」
誰?と問おうとすると謎の浮遊感に気付いた
空を飛んでる
その現実がにわかに信じられない
「空、飛んで…」
「初めまして、私はポイズンと言います」
「ポイズン…?」
"毒"と"花"
「私は貴方の運命の相手です。要約見つけましたよ。」
「運命…?」
何を言って居るんだこの人は
ふと自分の左手の指を見れば綺麗な赤い糸が結ばれていた
「糸…」
「見えましたか?私とダリアさんの運命の糸ですよ」
片足の男性は微笑むと大きなお城のテラスに俺を降ろす
何なんだここ
夢だ、きっとこれは