人外

□嫌よ嫌よも好きの内
2ページ/5ページ

昼休み

看板を立てて昼飯を口に入れる
(先生は外食で俺はカロリーメイトである)

今の間に書類を整理したりと出来ることをしておく


書類にペンを走らせた瞬間ドアが凄い勢いでノックされた


俺は恐る恐るドアの鍵を開けると血を出したハンターさんが現れた


「ダリアさん、先生は…?」
「今は昼休憩で外で食べてくるって…そんな事よりどうしたんですか、その怪我」
「足を滑らせて階段から落ちて頭からアスファルト落ちちゃって」


ハンターさんは頭から血を垂らしていた

俺は急いで救急箱を取りに診察室へ向かう

その時病院の鍵が閉ざされた音に俺は気づかなかった





「はい、これで取り敢えず応急処置は終わりました。先生が戻ったら脳に異常がないか見てもらってくださいね」

「ありがとうございますダリアさん」




その瞬間俺の視界には天井が映った
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ