人外
□嫌よ嫌よも好きの内
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昼休み
看板を立てて昼飯を口に入れる
(先生は外食で俺はカロリーメイトである)
今の間に書類を整理したりと出来ることをしておく
書類にペンを走らせた瞬間ドアが凄い勢いでノックされた
俺は恐る恐るドアの鍵を開けると血を出したハンターさんが現れた
「ダリアさん、先生は…?」
「今は昼休憩で外で食べてくるって…そんな事よりどうしたんですか、その怪我」
「足を滑らせて階段から落ちて頭からアスファルト落ちちゃって」
ハンターさんは頭から血を垂らしていた
俺は急いで救急箱を取りに診察室へ向かう
その時病院の鍵が閉ざされた音に俺は気づかなかった
「はい、これで取り敢えず応急処置は終わりました。先生が戻ったら脳に異常がないか見てもらってくださいね」
「ありがとうございますダリアさん」
その瞬間俺の視界には天井が映った